マルマンの製品に奇をてらったものはありません。
しかし、独特の個性や魅力で長く愛されている製品がたくさんあります。
こうしたロングセラーを支えているのが、紙を綴じる独自の加工・製本技術です。
目先の流行にとらわれることなく、本当の価値を備えた製品を提供しこれからも新しい市場を創造しつづけます。
スパイラル製本
スパイラル(リングとじ)製本は、1960年に導入されました。コイル状のワイヤをらせん状に通す製本方法です。特にスケッチブックのような厚い紙を綴じるのに適し、丈夫で開いたときに完全にフラットな状態になるのが特長です。
くるみ表紙
表装材料は一般的に紙クロスや布クロスなどが多いですが、マルマンのPPくるみ表紙は丈夫で耐久性が高く、水にも強い表紙です。PPくるみ加工された表紙は、ダブロックファイルやアートスパイラルスケッチブックなどに使われています。
コイルループ
ワイヤの両端を丸く加工して尖った部分をなくした加工です。ワイヤの端でケガをする可能性を格段に低くした安全設計が特長です。
天のりステッチ製本
とじ部分にステーブル(針)と専用の糊を併用した堅牢な製本。利き手の左右を問わず、紙の裏を気にせず書き込める上綴じ方式です。一枚ずつきれいにはがして使うことができます。
ツインワイヤ製本
ツインリングを通して綴じる製本で、スパイラル製本と同様に開いたときに完全にフラットな状態になります。また開いたときに左右に段差がツインワイヤ製本では起りません。
ラミネートタブインデックス
インデックス部分をラミネートフィルムで補強したもので、水分や汚れに強く耐久性にすぐれています。またカラー展開も豊富で書類や資料の整理に大変便利です。
切り取りミシン目
きれいに切り取れるミシン目加工は、スムーズにすっきり美しく切り離すことができます。書いた内容を別のところに保存したり、メモ代わりに人に渡すなどノートの活用シーンを広げます。