メッセージ

代表取締役社長 井口 栄一

当社は1920年の創業以来、一貫して使う人の創造性の発揮に貢献するべく、開発、製造、販売を続けてきました。そこには人が創造的になることによって、社会が発展し、その結果人々が幸せになるという信念があります。

創業者の井口興一は、まだ物の少ない時代に「子どもたちが夢を思いきり描けるように」という想いを元にスケッチブックを製造、納品する事業を開始しました。その後はノート、ルーズリーフなどの紙製品を中心とした文具カテゴリーへと製品の領域を広げながら、使う人の創造性に寄り添ってきました。使う人にとって最も良いものは何かという事を追及する過程において、オリジナル用紙の開発やメイドインジャパンの加工技術の研究などを絶え間なく行ってきました。当社はこれから先も、使う人にとって最もよいものをつくるという価値観を変えることなく、ものづくりに取り組んでいきます。

デジタル社会の進展は、あらゆるものが結びつき、極限までの効率化を図ろうとしています。こうした中で人間は、人間にしかできないことに向き合うことが出来る時代を手に入れようとしています。そのうちの大きな1つが、新しい価値を生み出すための創造的活動です。
日常においての学び、仕事、趣味などのさまざまな場面において、ちょっとしたアイデアや新しいやり方を思いついたり、自然と創造的になっている瞬間は誰にでもある幸せな時間です。私たちマルマングループは「クリエイティブサポートカンパニー」として、この活動に貢献するべく、新たな製品、サービスを生み出すための努力を続けていきます。

代表取締役社長 井口 泰寛