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【マルマンフェア2022】文房具好き必見のイベントを読む文具編集部がレポート!
こんにちは! 「読む文具編集部」です!
寒暖差が大きくなり、季節の移り変わりを肌で感じる今日この頃。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、「芸術の秋」「学びの秋」には欠かせない文具のイベント「マルマンフェア2022」開催ユーザーデー初日の様子をレポートします!
「マルマンフェア2022」は、10月8日(土)から9日(日)までの2日間、旧千代田区立練成中学校の校舎を利用したアートセンター「アーツ千代田3331」で開催される展示会イベントです。来場者のみなさんも、体験型の展示や自分だけのバインダーをつくれるワークショップ、限定アイテムのお披露目などを楽しんでいました。 もちろん、文房具好きな「読む文具編集部」の面々も、テンション上がりっぱなしだったのは言うまでもありません!
それでは早速、文房具好き必見のイベント「マルマンフェア2022」の様子をお伝えします!
スケッチブック、ノートブック、バインダー、ルーズリーフなどの文房具を扱うマルマンの新製品の展示を行うイベント、それが「マルマンフェア」です。2019年の開始から今回で2回目の開催!ワークショップや限定アイテムの販売などを行っています。
マルマンフェア2022のテーマは、「Let's share!」。そのテーマの通り、今回のイベントでは創業から100年以上続くマルマンの歴史やものづくりへのこだわりに触れられるだけでなく、思わずシェアしたくなるようなフォトジェニックな空間や展示が盛りだくさん! 文房具好きな方はもちろん、多くの方が「すごい!」「かわいい!」とワクワクできるイベントになっています。
会場のアーツ千代田は、もともと中学校だった施設を使ったアートセンター。文房具との相性はいうまでもないですね!
物販では、イベント限定品がラインアップ。マルマンの社員による製品解説ツアーも開催され、普段はなかなか顔を合わせることのない「中の人」とコミュニケーションが取れるのもうれしいポイントですね!
それでは、さっそく入場します!
トンネルを抜けた先にあったのは、紙でできたカラフルな木々が目を引く森。
マルマンといえば……そう、図案スケッチブックですよね?最初に私たちを迎えてくれたのは、公式キャラクターの「図案さん」とその“弟(妹)分”である「クロッキーツインズ」!ここは、実際に図案スケッチブックを手に持ちながら、彼らと記念写真を撮れるオリジナルフォトスポットとなっています。
ここからは、「6つの注目ポイント」と題して、マルマンフェア2022の様子をご紹介したいと思います!
左側にの目立つところに置かれていたのは、「キレイに使えて、心地いい。」をコンセプトとするリングノート『COCOCHY(ココチィ)』。この表紙、遠目は普通のプラスチックのようですが、水や油汚れに強い厚紙なんですね。たしかに、独特の手触りがなんだか心地いい!
表紙や中身にはほかのマルマン製品同様、FSC®認証(持続可能な森林資源保全のための国際的認証制度)を取得した紙が使用されています。5mmごとの罫線や切り離しやすいミシン目もあって、すごく使いやすそうですね。
さらに、裏表紙には折りたたんで使う「リング開き」が。リングノートを廃棄するときは、意外と紙と金属(留め具)の分別が大変なんですが、これさえあればとってもラクチンです!スタッフに話を聞いたところ、「人と自然が共生する未来を願って、お花の形にした」のだとか。
そのほか、5つのカラーストーリーで展開されている『セプトクルール ダイアリー』や、淡い色づかいがステキな『ルーズリーフダイアリー パウダーカラー』といった新製品の展示も!毎日使う手帳だからこそ、自分好みのものを選べるのはうれしいですよね!
今回のマルマンフェアでは、入り口から向かって左側にある「街のエリア」に多くの新製品や人気製品が展示されていました。家型の什器やつるされた雲のオブジェがかわいらしく、マルマンの街を空中散歩するような演出にもテンションが上がります!
森の右手にある入口をくぐると、自由に「試し書き」をできるエリアがありました。私がもっとも楽しみにしていたコーナーです!
マルマンには「MPS(マルマン・ペーパー・シリーズ)」というオリジナル用紙が全部で13種類あるのですが、そのすべての紙に試し書きができるんです!筆記具も鉛筆をはじめ、サインペンや万年筆、水彩絵の具まで用意されています。
私が気に入ったのは筆記用紙「MPS-N 90g/m2」。マルマンの筆記用紙の中ではもっとも厚く、万年筆と相性がいいそうです。インクにじみもなく、なめらかで柔らかい書き心地に惚れ惚れしました。
画用紙や水彩紙、クロッキー紙まで試せて大満足!書き味をたしかめて、お気に入りを買いたい方には最高の場所ですね。
試し書きエリアには今回のイベント限定のTシャツを着たスタッフさんが常駐しており、試し書きの際に製品の案内やアドバイスをしてくれます。
好きなルーズリーフと筆記具を持って隣のエリアに行けば、椅子に座ってじっくり試すことも可能。壁にはマルマンの役職員さんたちが描いたという色鉛筆画と水彩画がずらり。絵心を刺激される空間です。
個人的に気になったのが、トレンドのくすみカラーがかわいい『ルーズリーフパッド くすみカラーアソート A5サイズ(10×5色)』と、『ミニミニルーズリーフ 復刻版』。後者はファンには懐かしいミニミニルーズリーフが手のひらサイズで復刻したもので、罫線も発売当時と同じデザインで再現されていました!こういうこだわりがいいですよね!
また、同コーナーには1971年に発売され、2020年のマルマン100周年記念時に手のひらサイズで限定復刻されたミニミニバインダー『do it yourself!』の姿も!デザインがかわいらしいだけでなく、メモ帳やインク帳、見本帳として使うのに便利な点も◎です!
現場を運営しているマルマンのスタッフからメッセージをもらいました。
約3年ぶりにマルマンフェア開催となりました。みなさまに楽しんでいただけるよう、限定品や体験イベントなども用意しましたが、楽しんでいただけたでしょうか?
久しぶりの開催、そして初めての会場だったこともあり、不安もあったのですが、会場でみなさまが真剣に展示物を見たり、体験している様子をみると、「来てよかった!」と思えるイベントになったのかなと、安心しました。
また、製品に関するお声や質問などをいただき、メーカーとしてとても勉強になりました!
今回お越しいただいた人も、いただけなかった人も、「来たい」と思えるようなイベントを次回も計画したいと思います!ご来場、ほんとうにありがとうございました!!
マルマンフェアは、文具の魅力をより身近に感じられるだけでなく、脈々と受け継がれてきた品質へのこだわりや新しいアイデアなどを知ることができるイベントです。今回参加してみて、自分が文具好きであることを再確認すると同時に、まだまだ知らないことや未体験のことがたくさんあるんだな~と感じました。奥が深い文具の世界、ますますはまってしまいそうです!
マルマンのイベントは、回を重ねるごとにパワーアップしています。過去に参加したことがある方にも、またそうでない方にも、新しい発見がきっとあるはずです。みなさん、次回のマルマンフェアにもぜひご期待ください!