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おしゃれな年賀状を手作りしたい！簡単に作れて真似したくなるアイデアとは
最近では、パソコンやスマートフォンなどで簡単に年賀状を手作りできるようになりました。「じっくり作る時間が取れない」「使いたいテンプレートがある」という方には有益な選択肢となりますが、そうでない場合はご家族やご夫婦で年賀状を手作り（自作）してみてはいかがでしょうか？
手書きの年賀状なら差出人の思いやぬくもりがより伝わり、受け取った側はよりうれしい気持ちになるでしょう。本記事では、時間をかけずにおしゃれな年賀状を作るアイデアをご紹介します。
「相手に喜んでもらいたい」と思って年賀状を手作りしたとしても、マナーに反した書き方をしていたら相手を不快にさせてしまうかもしれません。そうならないように、あらかじめ基本的な年賀状のマナーを押さえておくことが大切です。以下のような点には注意しましょう。
また、差出人の住所も省略せずに書きます。特に相手が住所録を作成していると知っている場合や自分が転居したことを知らせたい場合は、正確な住所を記載しましょう。
年賀状を書き損じた場合は、新しいはがきを使って書き直しましょう。また、修正液は乾燥するまで時間がかかり、修正テープは配送中に剥がれるかもしれません。年賀状だけでなく、はがき全般には使わないほうがよいでしょう。
たとえば、「賀正」は元日に限って使える言葉です。「元旦」は元日の朝を指す言葉で、元日の午前中にのみ使えるというのが一般的なとらえ方と言えます。一方、「新春」は正月とほぼ同義ですが、こちらは1月中であれば使用できると考えられています。元日の朝に届くタイミングで年賀状を出せる場合は「賀正」や「元旦」を使い、到着が翌日以降になりそうな場合は「新春」を使うのが無難です。 また、上司や年長者などに送る年賀状には、「謹賀新年」や「恭賀新年」を使います。これは、「謹（謹んで）」「恭（恭しく）」といったワードが相手への謙譲表現になっているためです。これに対し、部下や後輩などに送る場合は「賀正」「迎春」「寿」などを使うのが一般的です。
うっかり書きがちなのが近況報告です。たとえば「今年は体調を崩しました」「お父様のご冥福をお祈りします」などのコメントは、年賀状に書くべきではありません。相手に不幸があった場合や自分の体調が悪かった場合は、年賀状ではなく喪中はがきや暑中見舞いなどで伝えます。
市販の年賀状では、自分の個性や想いを十分に表現できないかもしれません。自分の好きなデザインや色を使い、オリジナリティあふれるおしゃれでかわいい（かっこいい）年賀状を自作したいという方に向けて、簡単かつ効果的な7つのアイデアをご紹介します。
より効果的に使いたいなら、ハンコやスタンプの色や大きさ、配置などを工夫してみましょう。赤色や金色のインクを使えば、おめでたい雰囲気になります。賀詞や干支などの縁起物のスタンプは「味」を出しやすく、大きいものなら受け取り手の印象にも残りやすいでしょう。ハンコやスタンプは押すだけと簡単なので、子どもと一緒に年賀状を作りたい方にもおすすめです。
また、切ったり重ねたりして使えるのもマスキングテープのメリット。貼り方を失敗してもやり直せます。切り貼りして文字や図形を作ったり、重ねてグラデーションを表現したりすることも可能です。ハンコやスタンプと組み合わせる、筆やペンでマスキングテープに文字を書くなど、アレンジもできます。
濃い色を使う、あるいは墨や水彩絵具の量を多くして力強く書くと、迫力や元気さが出ます。一方、薄い色を使ったり、絵具などの量を少なめにしたりしてぼかしながら書くと、優しさや柔らかさ、繊細さを表現できるでしょう。
だるまや富士山などは比較的折り方が簡単なので、子どもと一緒に楽しめます。花柄や水玉など柄物の折り紙なら、縁起物の形にちぎってペンなどで書き足すだけで、華やかでおしゃれな雰囲気のちぎり絵に仕上げることが可能です。
作った型紙を年賀状に乗せ、お好きな色のインクや水彩絵具、色鉛筆で型紙のうえから塗りましょう。黒や白などのモノトーン調でシンプルに描くとモダンでスタイリッシュな雰囲気に、赤や青などのカラフルな色調で描くと、明るくてポップな年賀状に仕上がります。
ただし、一般的な年賀はがきでは水彩絵具が染み込みすぎてしまい、乾くと表面に凹凸ができてしまいがちです。水彩用のはがきや画用紙などの厚手の紙を選びましょう。また、別の紙に描いた絵を年賀はがきに貼り付けるのも手です。
水彩画を描いた年賀はがきの縁に、ワンポイントとして和柄のマスキングテープを貼ると、より華やかな雰囲気になります。また、消しゴムハンコは少しにじみが出るため水彩画との相性がよく、全体的な雰囲気を統一できます。淡い色使いの水彩画のうえに、好みの形に彫った消しゴムハンコで鮮やかな色の賀詞やイラストをスタンプするのもおすすめです。
先にもご説明したように、水彩絵具や水彩色鉛筆を使う場合は「水に強い紙」を選びましょう。水彩画を描くときに便利な、マルマン製品をご紹介します。
華やかな色合いの水彩イラストを描きたいなら『レンブラント アクアレル』
『レンブラント アクアレル』は発色のよい水溶性顔料を使用した水彩色鉛筆です。そのまま描いたときは通常の色鉛筆のような塗りになり、イラストに水分を加えれば水彩絵具のように顔料が広がります。水を含ませた筆で水彩色鉛筆の顔料をとって描く、湿らせた紙のうえに水彩色鉛筆で描く、描いたあとに湿らせたティッシュで叩いてぼかすなどの手法があり、1本で多様な表現が可能です。
水彩画にチャレンジしたいなら『ヴィフアール水彩画スターターキット』
水彩絵具12色、筆4種類、ヴィフアール水彩紙中目（F0サイズ）などの計14点がセットになった『ヴィフアール水彩画スターターキット』があれば、初心者でも気軽に水彩画を楽しめます。絵具は濃度が高いためとても発色がよく、色の濃淡を作りやすいのが特長。丸筆や平筆、水筆などを使い分けられるため、表現のバリエーションが広がります。
私製はがきを作るのにおすすめのマルマン製品をご紹介します。なお、ここでご紹介するポストカードサイズ製品は、すべて裏面に郵便番号欄と切手欄が印刷されているため年賀はがきにもぴったりです。
水彩とほかの画材を併用するなら『マルマン画用紙 特厚口 ポストカードサイズ』
『マルマン画用紙 特厚口 ポストカードサイズ』はしっかりと厚みがあり、鉛筆やペン、水彩での描画に適している画用紙です。白色度が高いため、色の鮮やかさを引き出してくれます。ポストカードサイズにカットしてあるので、自分でサイズを測って切る必要もありません。
和風のイラストに合う『画仙紙 手漉き画仙ハガキ＋竹簾入り』
『画仙紙 手漉き画仙ハガキ＋竹簾入り』は和紙のような風合いがある紙で、水分をよく吸収するのが特長。そのため、水彩絵具や水彩色鉛筆の「ぼかし」や「にじみ」といった独特な表現に適しています。ポストカードサイズの薄くて軽い紙なので、絵を描いたあとではがきに貼ることも可能です。
水彩を中心にするなら『ヴィフアール水彩紙 細目 ポストカードサイズ』
水彩初心者の方におすすめなのが、『ヴィフアール水彩紙 細目 ポストカードサイズ』です。表面の凹凸が少なく、水彩絵具や水彩色鉛筆でもシャープで細かい画や線を描きやすい紙質なので、色の乗りがよく、比較的早く乾くため広い範囲をムラなく塗れます。
