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目標をノートや手帳に書いてやる気アップ!夢を叶える目標設定のコツとは?
「目標を考えているうちにやる気が出てきた」という経験はありませんか? ゴールはあくまでも「目標の達成」ですが、目標を立てること自体にもよい効果があるのです。
「自分が企画した商品をヒットさせる!」という目標があれば、積極的に企画を提案する気持ちになるでしょう。そして小さな成功体験を積み重ね、目標までの距離が縮まっていることを実感できれば、モチベーションはさらにアップします。
● メリット1:モチベーションが上がる
目の前の仕事をただこなすだけの人と、「この仕事が目標達成につながっている」と考えて取り組む人では、やる気に大きな差が生まれます。「自分が企画した商品をヒットさせる!」という目標があれば、積極的に企画を提案する気持ちになるでしょう。そして小さな成功体験を積み重ね、目標までの距離が縮まっていることを実感できれば、モチベーションはさらにアップします。
● メリット2:何をするべきかが明確になり、パフォーマンスも向上
「今年はテストで学年5位以内をめざす!」という目標を掲げた場合、「それでは、5位以内になるためには何が必要なのか?」と考えられるようになります。「苦手科目の勉強を後回しにしない」「通学のときにリスニングを鍛えよう」など、さまざまな反省点やアイデアが浮かんでくるでしょう。やるべきことが明確になれば、集中して勉強や仕事に取り組めるようになり、パフォーマンスも向上します。年末になると、新年の目標を新しい手帳の先頭のページや年間カレンダーに記入する人も多いかもしれません。「書く」という行為は、実は目標達成にとても大切なことなのです。
● 理由1:「書く」ことで脳が刺激され目標に意識が向く
「来年は資格をとりたいな」と考えていたとしても、その気持ちが薄らいだり、忘れてしまったりします。頭で考えるだけでなく、目標は紙に書きましょう。「書く」という行為は脳に刺激を与え、書いたことへ意識を集中させる効果があります。「書く」ことで目標に注意が向き、強く認識できるようになるなど、「意識づけ」としてとても重要な行為なのです。● 理由2:目標達成までの道のりを見える化できる
「来年はテストで90点以上とる!」という目標を設定したとしても、行動しなければ達成できません。大切なのは、目標達成までのロードマップを描いて、ひとつずつ課題をクリアしていくこと。そのために必要なのが、目標、そして目標までのステップを書いて“見える化”することです。「SMART」という目標設定の法則をご存知でしょうか? SMARTは「Specific」「Measurable」「Achievable」「Relevant」「Time-bound」の頭文字をとった言葉で、目標設定において押さえておきたい5つの要素をあらわしています。
● 「SMART」
Specific (具体的な) |
「3カ月以内に20本の契約を達成し、売上を130%まで引き上げる」など、目標を具体的にしましょう。「営業成績をよくする」という抽象的な目標だと、どういったアクションをとればいいかもあやふやになります。 |
Measurable (測定・計測できる) |
数値などで測れる目標を設定します。たとえば、「毎日5つはアイデアを考えて手帳やノートにまとめ、毎月3本の企画書をつくる」など、達成度を測定できるようにしましょう。 |
Achievable (達成可能な) |
現実的な目標を設定することも大切です。「1年で月の売上を200万円から1億円にアップさせる!」など、非現実的な理想や願望を目標にしても、早い段階であきらめてしまうことになりかねません。また、具体的な道筋も立てづらくなってしまいます。 |
Relevant (関係性がある) |
達成しても何も得るものがない目標であれば、モチベーションを維持することが難しくなります。目標を達成することで「ボーナスが増える!」「マネージャーになれる!」など、自分の利益やキャリアに関係のある目標を設定するのもポイントです。 |
Time-bound (期限のある) |
目標の期限を決めずに「いつか達成できれば」というスタンスだと、つい行動を先延ばしにしてしまいがち。「1年以内に資格を取得するために、1か月後までに講座を申し込んで5冊の本を読んで勉強しておく」など、期限を定めましょう。 |
いざ目標を立てようと思ってペンをとってみても、意外と悩んで手が動かないこともあります。そんなときは、次に紹介する方法を試してみてください。
● 目標の書き方①:「マンダラチャート」
「マンダラチャート」とは、複数のマス目(マンダラ模様)に「目標」と「その目標を達成するための要素」を書き込む方法です。
【マンダラチャートの書き方】
[STEP 1]ビンゴシートのような3×3のマス目を書きます。
[STEP 2]中心のマスに達成したい具体的な目標を記入します。
→例:「半年以内にTOIECのスコアを700点以上にする」など
[STEP 3]中心のマスの周りにある8つのマスに、目標を達成するための要素を記入します。
→例:「毎日2時間問題集に取り組む」「毎日10単語ずつ暗記する」など
マンダラチャートなら目標達成のためのアイデアが思い浮かびやすいため、自分が取るべき行動を明確にしやすくなります。
[STEP 1]ビンゴシートのような3×3のマス目を書きます。
[STEP 2]中心のマスに達成したい具体的な目標を記入します。
→例:「半年以内にTOIECのスコアを700点以上にする」など
[STEP 3]中心のマスの周りにある8つのマスに、目標を達成するための要素を記入します。
→例:「毎日2時間問題集に取り組む」「毎日10単語ずつ暗記する」など
マンダラチャートなら目標達成のためのアイデアが思い浮かびやすいため、自分が取るべき行動を明確にしやすくなります。
● 目標の書き方②:「WOOPの法則」
「WOOP」は「Wish(願望)」「Outcome(結果)」「Obstacle(障害)」「Plan(計画)」の頭文字をとった言葉で、スムーズに目標を達成するための4つのプロセスを提唱した理論です。この法則に沿って、目標を書き出してみましょう。
【WOOPの法則に沿った書き方】
[STEP 1]達成したい目標(Wish)を記入します。
→例:「今年はコンペの勝率を7割以上にする」など
[STEP 2]目標を達成するとどんな結果(Outcome)を得られるのか記入します。
→例:「売上アップに貢献」「大きなプロジェクトに関われる」「ボーナスアップ」など
[STEP 3]目標達成をはばむ障害(Obstacle)を書きます。
→例:「プレゼンが苦手」「資料作成の時間がとれない」など
[STEP 4]最後に、STEP3で挙げた要因を克服するための計画(Plan)を書き出します。
→例:「ボイストレーニングをする」「同僚と資料作成を分担する」など
「WOOPの法則」の特徴として、目標達成にあたって障害となる要因も書き出す点があります。障害を乗り越える方法を考えることで、より目標達成を現実的なものにできます。
[STEP 1]達成したい目標(Wish)を記入します。
→例:「今年はコンペの勝率を7割以上にする」など
[STEP 2]目標を達成するとどんな結果(Outcome)を得られるのか記入します。
→例:「売上アップに貢献」「大きなプロジェクトに関われる」「ボーナスアップ」など
[STEP 3]目標達成をはばむ障害(Obstacle)を書きます。
→例:「プレゼンが苦手」「資料作成の時間がとれない」など
[STEP 4]最後に、STEP3で挙げた要因を克服するための計画(Plan)を書き出します。
→例:「ボイストレーニングをする」「同僚と資料作成を分担する」など
「WOOPの法則」の特徴として、目標達成にあたって障害となる要因も書き出す点があります。障害を乗り越える方法を考えることで、より目標達成を現実的なものにできます。
● 目標の書き方③:「夢ノート」
「夢ノート」とはその名の通り、自分の夢を記入したノートのことです。ポイントとなるのは、自分の潜在意識に働きかけること。すでに目標を達成したかのような書き方をして潜在意識に目標を刻むことで、自然と目標達成のためのアクションを取れるようにする方法です。
【夢ノートの書き方】
夢ノートを書くときには、まるで未来日記を書くかのように次のポイントを押さえて記入しましょう。
[POINT 1]達成したい目標や夢を完了形で書きます。
→例:
×「企画した商品がヒットしますように」
〇「企画した商品が10万台売れて大ヒット商品になった!」
[POINT 2]日にちや達成できたときの感情も含めて具体的に書きましょう。
→例:
×「いつか部長に昇格して自分のチームを持ちたい」
〇「20××年に部長に昇格した! 責任ある立場だけどチームのみんながしたってくれて、いつも楽しく仕事ができている」
[POINT 3]現実的な目標・夢を書く
→例:
×「1年経ったら年収が400万円から10倍の4000万円になってうれしい!」
〇「20××年に課長になった!役職手当もついて年収が50万円アップした!」
夢ノートは潜在意識に働きかけるためのものなので、書いた目標を毎日のように見返すことも重要です。そのため、毎日持ち歩いて使う手帳に記入するのもおすすめ。常に目標・夢を意識して行動できるようにしていきましょう。
夢ノートを書くときには、まるで未来日記を書くかのように次のポイントを押さえて記入しましょう。
[POINT 1]達成したい目標や夢を完了形で書きます。
→例:
×「企画した商品がヒットしますように」
〇「企画した商品が10万台売れて大ヒット商品になった!」
[POINT 2]日にちや達成できたときの感情も含めて具体的に書きましょう。
→例:
×「いつか部長に昇格して自分のチームを持ちたい」
〇「20××年に部長に昇格した! 責任ある立場だけどチームのみんながしたってくれて、いつも楽しく仕事ができている」
[POINT 3]現実的な目標・夢を書く
→例:
×「1年経ったら年収が400万円から10倍の4000万円になってうれしい!」
〇「20××年に課長になった!役職手当もついて年収が50万円アップした!」
夢ノートは潜在意識に働きかけるためのものなので、書いた目標を毎日のように見返すことも重要です。そのため、毎日持ち歩いて使う手帳に記入するのもおすすめ。常に目標・夢を意識して行動できるようにしていきましょう。
目標を書くことに慣れていないなら、ぜひ「マルマン手帳」で試してみてください。手帳としてはもちろん、ノートとしても使えるので、目標をたくさん書いたり書く練習に使ったりできます。
● メリット1:ルーズリーフと組み合わせて、目標をたくさん書ける!
「マルマン手帳」の大きなメリットは、バインダーになっているのでルーズリーフと組み合わせられる点です。目標を書くルーズリーフを追加して、目標を達成したら取り外す、といった使い方も可能。好きにページ数を増やせるので、書き間違いを気にせず仕事や勉強、プライベートの目標をたくさん書いてみてください。● メリット2:スケジュールと一緒に目標管理できる!
「マルマン手帳」は、スケジュール管理に便利なダイアリー罫のルーズリーフが付属しています。目標設定で大切なのは、ゴールまでの道のりを明確にして期日を設けること。マンスリーのスケジュールに「いつまでに何をやるか」、そのタスクを記入することで、目標管理がしやすくなります。
年末や年度末になって、「やりたかったのにできなかったこと」がいくつも思い浮かんできた、ということはありますか? せっかく目標を立てても、達成できないとつい落ち込んでしまうものです。それでは、目標が達成できない原因はどこにあるのでしょうか?
現実的な目標を立て、具体的な目標までのプロセスがはっきりしたとしても、「どうせそんなに上手くいかないよな……」と失敗を恐れて前向きになれないことも考えられます。しかし、そのプロセスはあくまでも仮説です。チャレンジに失敗はつきものだと考え、失敗したときは別のプロセスを再設定しましょう。トライ&エラーを繰り返すことが目標達成には重要です。
仕事が忙しくなると、つい目標のことより目の前のタスクに追われてしまいます。その状況が続くと、せっかく立てた目標のことを忘れたり後回しにしたりしてしまうのもよくあることです。大切なのは、常に目標を意識すること。そして、目標に近づいていることを実感することです。毎日使う手帳に目標を書けば、自然と日々チェックすることになるのでおすすめです。