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ルーズリーフを活用した勉強法とは?自由度を活かして効果的に学ぼう!
授業では多くの場合、ノートを取ることになるでしょう。書いた内容は復習やテスト勉強で見直すことになるので、なるべく丁寧に書いている人も多いのではないでしょうか。ルーズリーフは普段の授業における「書く」「学ぶ」をより効率的にサポートしてくれるおすすめのアイテムです。
バインダーと一緒に使えば、配布されるプリントと一緒に管理できるのもうれしいポイント。
ここでは授業で活かせるルーズリーフの便利な使い方を解説します。
まずはルーズリーフを勉強に使う際の基本を押さえておきましょう。ぜひ次のことを実践してみてください。
● 日付や番号を書いて整理する
ルーズリーフには必ず日付や番号などを記入しましょう。これはルーズリーフをバインダーから取り外したときに順番がわからなくなってしまうのを避けるためです。
● 定期的に整理する
ノートとは異なりページを自由に足したり引いたりできることがルーズリーフのメリットです。「あとで整理しよう」とルーズリーフを適当にバインダーにはさんでいくと、見直したいページを探すのに手間取ってしまいます。
先生の板書のスピードに合せて、授業中は抜け漏れなくルーズリーフに書き写すことに集中しましょう。また、黒板には書かれない口頭のみの説明に重要そうなポイントがあれば、それもメモしておきたいところ。
● STEP1:授業では抜け漏れなくルーズリーフに書く
先生の板書のスピードに合せて、授業中は抜け漏れなくルーズリーフに書き写すことに集中しましょう。また、黒板には書かれない口頭のみの説明に重要そうなポイントがあれば、それもメモしておきたいところ。そのときおすすめなのが、板書を書き写すスペース、メモを書くスペースなど、最初にルーズリーフのレイアウトを決めておくことです。
たとえば、ルーズリーフを縦に4分割した場合、3/4を板書スペース、1/4をメモスペースとしてレイアウトしたとします。そうすれば板書と照らし合わせながらメモを漏れなく記入できるだけでなく、あとから見直しやすくなり便利です。
● STEP2:記入したルーズリーフはきちんと保管
ルーズリーフは一枚一枚バラバラになっているので、紛失には注意しましょう。授業が終わったらバインダーにはさむなど、きちんと管理します。● STEP3:放課後や帰宅後など、時間をつくってまとめ直す
放課後や帰宅後などに時間をつくって、記入したルーズリーフの内容をノートや清書用のルーズリーフにまとめ直しましょう。まとめ直しは授業の復習にもなるので一石二鳥です。ノートと違って、まとめ直してしまえば元のルーズリーフはそれ以上持ち運ばずに済むのもうれしいポイントです。ノートを友達に貸してしまうと、その間自分がそのノートを使えないことになってしまいます。しかしルーズリーフなら、友達が見たい内容が書かれたページを渡すだけでよいので、貸し借りにも便利です。
ルーズリーフをバインダーと一緒に使うことで、ノートと同様の使い方ができるだけでなく、情報の整理にも役立てられます。
● インデックスで教科分けする
「インデックス」とは、ルーズリーフとルーズリーフの間にはさむ仕切りや、しおりのような役目を果たすアイテムです。これを「国語」「理科」「数学」や「学校用」「塾用」などカテゴリごとにはさむことで、見たいページにすぐたどり着くことができます。教科ごとにインデックスをはさめば、バインダーひとつで全教科分のノートを管理することもできます。
● 配布されたプリントと一緒に管理
授業で配布されるプリントは、その授業の板書を写したルーズリーフと一緒に保管できると、復習や試験勉強のときに見直しやすくなります。そこで、プリントを入れられるクリアポケットを使ってみましょう。クリアポケットもバインダーにはさめるので、ルーズリーフとプリントを一緒に管理できて便利です。
問題集には回答を記入する欄が設けられている場合がありますが、何度も問題に取り組むことを考えるなら、回答は別の用紙に書き込んだほうが得策です。
そんなときは、ルーズリーフを使いましょう。
問題集用に新しく1冊のノートを買う必要もなく、ルーズリーフ1枚を気軽に取り出して書き込めます。綴じのノートのように残りのページ数を気にする必要も、反対に余らせてしまう心配もありません。
STEP 2:右のスペースに日本語訳を記入(歴史のできごとなら、名称や年号などを記入
・赤ペンで記入すれば、赤シートを使って右の日本語訳を隠して暗記に取り組める
・赤シートを使わなくても、縦の罫線に沿って山折りにすれば日本語訳を隠せて便利
STEP 3:暗記できた単語・できていない単語にそれぞれチェックマークを入れ、暗記の進み具合を知る
暗記罫のルーズリーフは、集中して覚えたい単語のページだけ取り出して持ち歩くこともできます。
暗記帳と単語カード、両方の役割を担う『スマートレビュー 暗記罫』のルーズリーフをぜひ試してみてください。
次の試験に向けて苦手科目や苦手分野に集中したいときは、その分野の授業ノートだけをまとめて取り出すこともできます。たとえば、日本近現代史の流れをしっかり把握したいときには関係のある授業ノートだけを取り出してみましょう。何度もページをめくって情報を探す手間が省け、効率的に勉強に集中できます。
一口にルーズリーフといっても、実にさまざまなタイプがあります。
ここではルーズリーフ選びで重要になる罫線の種類について解説。それぞれの特長を把握して、用途に合わせて選んでみてください。