- 読む文具
日記を無理せず続けられる「書き方」とは?意義や効果、注意点についても解説
継続的に日記を書いていると、必然的に文章の構成や表現方法を考える時間が増えるため、文章力や語彙力の向上が期待できます。また、自分の思考や感情を言葉で表現する力が育まれ、相手に伝える力も鍛えられるでしょう。
自分の経験や考え方をその日のうちに記録すると、確認や思い出しなどの作業を通して記憶力の向上につながります。手を動かすことが刺激となって脳内の情報処理が活性化されるため、日記を手書きすると記憶の定着が促進される効果が期待できるといわれています。
日記は過去の情報を未来へ残す優れた手段です。日々の出来事やその瞬間の感情・思考を書き留めることで、将来的に過去との比較や振り返りが可能になります。まずは、学校や仕事などで直面した課題や対策、アクション、結果、そのときの思考や気づきをまとめてみましょう。そうすることで、意識していなかった自分の行動パターンや癖などを発見できるかもしれません。
日記を書くにあたって、自身の行動や考え方を客観視できます。それによって自己理解が深まり、成長や改善のためのアイデアやコツにたどり着ける可能性が高まるでしょう。
うれしかったことや楽しかったこと、感謝されたことなどを日記に書き残しておくと、読み返したときに当時のことを思い出し、ポジティブな気持ちを持てるようになります。過去にできなかったことができるようになれば、自信にもつながるでしょう。つねに前向きな気持ちを維持できるようになり、新しい楽しみやチャレンジへのモチベーションを見つけられるかもしれません。
日記をつける目的や動機が曖昧なまま始めると、日記を書くことの意味を見出せず、継続が難しくなります。具体的な目的や意義を確認し、自分にとってのメリットや効果をはっきり意識することが重要です。たとえば、「学んだことを振り返るため」「常に感謝の気持ちや前向きな感情を持つため」「説明や表現のスキルを高めるため」といった目的を設定すると、日記へのモチベーションを維持しやすくなります。
日記に「完璧さ」を求めてしまうと、習慣化に失敗する可能性が高くなります。たとえば、文法や表現にこだわったり、きれいな文章を書こうとして「書いては消して」を繰り返したりするなどです。日記を書く際は、完璧さよりも自由に書くことを重視するのが継続のコツ。書きたいことや「その瞬間の思い」を素直につづりましょう。
日記を毎日書いていると、「ネタ」が尽きてしまうことがあります。この場合は、日々の出来事や感じたことだけでなく、自身についての考察や目標設定、将来の夢、実現したいことのアイデアなどを書くのがおすすめです。また、本や映画、旅行などの「新しい体験」を積極的に日常生活へ取り入れ、その感想を日記に書くのもよいでしょう。
日記を書くために、毎日一定の時間を確保するのが難しい場合もあります。そのようなときは、書く頻度や時間を柔軟に調整してみましょう。たとえば、忙しいときは数日分をまとめて振り返るという書き方でもかまいません。移動中や休憩中など、ちょっとした隙間時間を活用するのも効果的です。
日記を書く習慣が定着していないと、うっかり忘れてしまうことがあります。これを防ぐためには、リマインダーやアラームを設定し、書く時間や場所をしっかり決めておくとよいでしょう。毎日手にする手帳や、スマートフォンのカレンダーに記載しておくのも有効です。
日記を読み返したときにネガティブな気持ちになると、日記を書く意欲が湧きにくくなるかもしれません。日記に書く内容は自由に選べるため、自分が不快な気分になったり落ち込んだりするようなテーマを選んで書く必要はありません。自分の前向きな思いや挑戦・成長の記録など、読み返して自身を振り返ることが楽しいと感じるテーマや内容にフォーカスしましょう。
他人へ見せることを前提とした日記です。SNSやブログなどで公開するのが一般的で、公開範囲や発信頻度は自分の好きなように設定できます。自分の思いや経験を書いた公開日記は読んだ人から共感やフィードバックを得られることもあり、日記を書くモチベーションや文章力を高められます。
一日の出来事のうち、「自分を褒めたいこと」に焦点を当てる書き方です。自身に対してポジティブな言葉や感謝の気持ちを綴っていくスタイルなので、自己肯定感を高めたい方に向いています。自己肯定日記をつける場合は、日常生活のなかで達成感があった事例やよい自己評価につながる出来事を積極的に探しましょう。
具体的な出来事や、誰に対してどのように感謝しているのかを詳しく記述する書き方です。他人に対する感謝や善意を書き留めていくため、よい心の持ち方や人間関係の改善につながります。周囲に感謝し、よりよい人間関係を築きたい方におすすめです。
マルマンの『ジウリス』シリーズは、ルーズリーフを使用するバインダータイプのダイアリーです。好みやライフスタイルに応じてルーズリーフを入れ替えるだけで、用途に合わせたカスタマイズが可能。日記はもちろん、タスクやスケジュールの管理、アイデアメモのまとめなど、幅広い用途に活用できます。『ジウリス』シリーズは、以下の3つのサイズから選べます。
「日記を毎日書かなければ」と思うと心理的負担が増してしまい、続けるのが難しくなってしまうこともあります。日記を継続するコツは、負担の少ない書き方や書いていて楽しいテーマを選ぶこと、あとで見返したくなる内容を記入することです。
また、見ているだけでモチベーションが上がる日記帳や、書きやすい日記帳を選ぶこともポイントといえるでしょう。カスタムしやすいマルマンのダイアリーで日記をつけて、学生ライフや社会人ライフをさらに充実させてみてください。