効率のいい勉強法が知りたい！成績アップや資格試験合格につながるノート活用術とは

中学生や高校生といった学生時代は定期テストや受験、大人になってからも昇級試験や資格試験などがあり、勉強をしなければならない場面は多いものです。しかし、「思うように成績が伸びない」「忙しくて勉強時間があまり取れない」といった悩みから、「もっと効率よく学びたい」と考えている方もいるでしょう。本記事では、ノートを使った効率のいい勉強法や便利なノートについて解説します。

「勉強しているのに結果が出ない」と感じると、勉強をすること自体から逃げ出したくなってしまうかもしれません。そういった感情と向き合うため、まずはよくある「結果が出ないパターン」を知っておきましょう。効率的に勉強するための工夫・対策についても紹介します。

いくらきれいにノートをまとめても、記憶に残らなかったり理解が深まらなかったりするようでは、勉強の成果も上がりにくいでしょう。勉強をより効率的に進めるため、ノート・ルーズリーフを使った勉強方法やノート術と、おすすめのノートをご紹介します。

コーネル式ノート術は、ノートの1ページを3つのセクションに分割して情報を整理していくノート術です。ページの右側（全体の4分の1程度）を縦に区切った「キーワードエリア」と、ページの下部（全体の4分の1程度）を横に区切った「サマリーエリア」を設け、残りを「ノートエリア」として使います。

・キーワードエリア：要点や疑問点を記入する
・サマリーエリア：ページ全体を簡潔にまとめる
・ノートエリア：勉強の内容を記録する

ノートのスペースを3つのエリアに分割することで情報を体系的に整理し、重要なポイントや質問を明確にできるのが特徴です。また、疑問点を記載したり、自分の言葉でまとめたりする作業を通して学習内容の理解が深まります。

マインドマップは、思考を書き出して可視化するためのフレームワークです。自分なりの関連づけで思考や表現を深めていけるため、記憶術としても活用されています。

やり方は簡単で、ひとつのトピックスを中心に思いつくもの（関連ワード）をどんどん書き出していくだけ。まずは紙の中心にセントラルイメージを、まわりに複数のブランチ（枝）となるテーマを記載します。各ブランチからサブブランチを伸ばし、関連する語や連想される語などを書き込んでいきましょう。

日本史が苦手なら、織田信長などの偉人や明治維新といった出来事をセントラルイメージに置き、関連する人物名や背景となるキーワード、年号などをつなげていきます。複雑な情報を視覚的に整理できるため、後でツリーを見返すだけでも全体像を把握しやすいでしょう。書き方に決まりはなく、遊び感覚で苦手な科目・領域に取り組めます。

ノート活用術を取り入れるだけでも効率のいい勉強法は実践できますが、さらに成果を高めたい場合はいくつかの工夫を取り入れてみましょう。