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「ToDoノート」でオンもオフも充実!すぐに使えるアイデアやおすすめ文具を紹介
パソコンやスマートフォンなどの利用が一般化した現在、「ToDoリストを管理するならデジタルのほうが手軽」と考えるかもしれません。しかしToDoノートには、デジタルツールにはない多くのメリットがあります。
●記憶に残りやすい
デジタルのToDoリストは「入力の手軽さ」が魅力ですが、手書きには書く過程で「内容を整理しながら覚えられる効果」があります。手を動かして文字を書くと思考や記憶、感情をつかさどる前頭前野が刺激され、記憶の定着を助けてくれるからです。また、書いたページを見返すことで自然と記憶に残りやすくなるのもToDoノートのメリットです。●情報を整理しやすい
手書きのノートなら自由にレイアウトや文字のサイズなどを決められるため、優先順位をつけたり関連するタスクをまとめたりといった作業がしやすいのもメリットです。文字だとわかりにくい情報を図解やイラストなどで手軽にまとめられるのも、便利なポイントといえます。●達成感がより高まる
一般的なデジタルのToDoリストでは、完了タスクが自動で消えたり、グレーアウトしたりする処理がなされています。それに対して、手書きの場合は自身で完了したタスクに線を引いたり、チェックマークをつけたりする必要があるため、視覚的にも「完了させた」という実感を得やすくなります。この消し込む動作が、達成感や次のタスクへの意欲を高めてくれます。ToDoノートを活用するには、「自分に合ったもの」を選ぶことが大切です。ノートの種類やフォーマットによって、書きやすさや管理のしやすさが変わるため、目的やライフスタイルに合わせて選びましょう。ここでは、ToDoノートを選ぶ際のポイントについて解説します。
●ポイント1:いつでもどこでも手軽に使えるもの
1日1回決まった時間に見返すのもよいのですが、生産性を高めたいならちょっとした隙間時間にToDoノートと向き合い、情報を更新するのが効果的です。持ち運びしやすいサイズ・厚みのノートを選べば、電車移動の合間やカフェでの休憩時、ランチタイムなどに、手軽にToDoのチェックや追加ができます。
出先でもToDoノートを使いたい方におすすめなのが、マルマンの『書きやすいルーズリーフミニ TODOリスト 』です。『ルーズリーフミニ 』シリーズは縦86mm×横128mmと片手サイズのルーズリーフで、持ち運びに便利。どこに置いても場所を取らず、PCデスクやカフェカウンターなどの狭めのスペースで利用したい方にもおすすめです。 ルーズリーフなので必要な分だけ持ち運びでき、ルーズリーフダイアリーなどと組み合わせることも可能なので、使い勝手のよいアイテムといえるでしょう。
●ポイント2:自由な書き方やアレンジができるもの
まずは思いつくタスクをすべて洗い出します。ただし、すべてをToDoリストに入れればよいというわけではありません。具体的で達成可能、かつ進捗を管理しやすいタスクが向いています。たとえば、以下のようなタスクが挙げられます。
・A社とのアポイントを設定する
・B社への領収書を発行する
・C社からのヒアリング・レポートを作成する
・ビジネス書籍を1冊読了する
日々発生し続ける作業や先が読めないタスク、あるいは際限なく細分化できてしまうタスクは含めないほうがよいでしょう。例として、「書類の整理」などは頻繁に発生するうえ、明確なゴールがないため管理のモチベーションを下げるおそれがあります。また、プロジェクト管理のような大きな仕事はリスト化に時間がかかりすぎることから、個別に管理するほうが効率的です。
・A社とのアポイントを設定する
・B社への領収書を発行する
・C社からのヒアリング・レポートを作成する
・ビジネス書籍を1冊読了する
日々発生し続ける作業や先が読めないタスク、あるいは際限なく細分化できてしまうタスクは含めないほうがよいでしょう。例として、「書類の整理」などは頻繁に発生するうえ、明確なゴールがないため管理のモチベーションを下げるおそれがあります。また、プロジェクト管理のような大きな仕事はリスト化に時間がかかりすぎることから、個別に管理するほうが効率的です。
期限のないタスクはついつい後回しにしてしまい、いつまでもリストに残ってしまう可能性があります。期限が明確になっていないタスクにも、任意の期限を設定して区切りをつけましょう。
また、スケジュール全体のバランスを見て、無理のない期限を設けるのがポイントです。非現実的な期限の設定は、ToDo管理が形骸化する原因になりかねません。後続作業があるタスクは、後続作業の開始日などから逆算して無理のない期限を定めてみてください。
なお、期限が設定できないタスクはそもそもToDo管理に向いていないかもしれません。ひとつ前の手順に戻って、ToDoノートに書くべき項目かを再検討してみましょう。
また、スケジュール全体のバランスを見て、無理のない期限を設けるのがポイントです。非現実的な期限の設定は、ToDo管理が形骸化する原因になりかねません。後続作業があるタスクは、後続作業の開始日などから逆算して無理のない期限を定めてみてください。
なお、期限が設定できないタスクはそもそもToDo管理に向いていないかもしれません。ひとつ前の手順に戻って、ToDoノートに書くべき項目かを再検討してみましょう。
タスクの優先順位をつけると、行動を効率化できます。優先順位を決める方法としてよく使われるのが「緊急度」と「重要度」の2軸でタスクを分類する方法です。タスクの性質を見極めながら優先順位をつけることでムダな作業を減らし、やるべきことに集中しやすくなります。
緊急度と重要度は、それぞれの高低によって、以下の4つにラベル分けできます。
(A)重要度・緊急度ともに高い
(B)重要度が高く、緊急度が低い
(C)緊急度が高く、重要度が低い
(D)重要度・緊急度ともに低い
(B)と(C)の優先順位は、場合によって入れ替わります。なお、(B)に分類されるタスクは効果性が高いため、計画的に実施すると仕事のパフォーマンスが上がり、(A)を減らす効果も見込めます。(C)と(D)を見直すと、時間的な余裕を作り出せるでしょう。
緊急度と重要度は、それぞれの高低によって、以下の4つにラベル分けできます。
(A)重要度・緊急度ともに高い
(B)重要度が高く、緊急度が低い
(C)緊急度が高く、重要度が低い
(D)重要度・緊急度ともに低い
(B)と(C)の優先順位は、場合によって入れ替わります。なお、(B)に分類されるタスクは効果性が高いため、計画的に実施すると仕事のパフォーマンスが上がり、(A)を減らす効果も見込めます。(C)と(D)を見直すと、時間的な余裕を作り出せるでしょう。
管理すべきToDoにさまざまなカテゴリのタスクが混じっていると、混乱のもとになります。ToDoノートを効果的に活用するには、タスクをカテゴリごとに分けるのが有効です。
仕事のToDoであれば、プロジェクトやクライアント、所属チームなどのカテゴリ分類がわかりやすいでしょう。カテゴリごとに色や記号をつけたり、ページを分けたりすると視認性が向上し、必要なタスクをすぐに見つけられるようになります。
仕事のToDoであれば、プロジェクトやクライアント、所属チームなどのカテゴリ分類がわかりやすいでしょう。カテゴリごとに色や記号をつけたり、ページを分けたりすると視認性が向上し、必要なタスクをすぐに見つけられるようになります。
完了したタスクは、忘れずにToDoリストから消し込みます。それによって残りのタスク、現在自分が抱えている業務量が明確になるのはもちろん、達成感が得られ、次へと進むモチベーションが生まれます。
バレットジャーナルについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
「バレットジャーナル」とは?書き方やコツ、タスク管理に便利な文具も紹介!
重要度・緊急度が変更になるタスク、保留になるタスクもあるため、ノートに記載したToDoリストは一定の頻度で見直す必要があります。こうした見直しによって仕事の段取りがしやすくなり、計画の精度が上がるのはもちろん、より運用しやすいToDoノートを目指せます。「毎週月曜日の朝」や「月初めの営業日」など、見直すタイミングをあらかじめ決めておくといいでしょう。
ToDoノートを使ってタスク管理を効率化すると、抜け漏れの防止はもちろん、タスク管理の精度向上、作業効率アップ、ストレスの低減といったさまざまな効果が期待できます。ToDoリストの管理に便利なノートやルーズリーフ製品を自分らしく活用し、「やりたいことをやりやすい環境」に整えてみてはいかがでしょうか。